アニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』が、7月7日よりカンテレ・フジテレビ系“火アニバル!!”枠(毎週火曜23時)に放送開始されることが決定。併せて、キービジュアル第3弾、プロモーションビデオ第3弾が公開。ストーリー・キャラクター・スタッフ情報も一挙解禁された。 本作は、1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」(講談社)にて士郎正宗が原作コミックを発表して以来、押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画などさまざまな作品群を展開してきた「攻殻機動隊」シリーズのテレビアニメ最新作。
西暦2029年。企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来の日本。全身義体のサイボーグ・草薙素子は、バトーをはじめとする精鋭部隊を指揮するなかで、犯罪を未然に防ぐことを目的とした特殊部隊の設立を望んでいた。同様の部隊設立を構想していた内務省の荒巻大輔は草薙たちをスカウト。草薙たちは攻性の組織となる公安9課、“攻殻機動隊”としての活動を始める。
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国家間の謀略が渦巻く電脳犯罪に対峙していくなか、ある事件の捜査線上に正体不明のハッカー“人形使い”の存在が浮かび上がる。草薙を待ち受ける運命とは―そして、人形使いの目的とは。新時代のサイバーパンクアクションが始動する。
キービジュアル第3弾は、全身義体のサイボーグの主人公・草薙素子を中心に、バトー、トグサ、イシカワ、サイトー、ボーマ、パズたち公安9課・攻殻機動隊のメンバーとAI搭載型思考戦車・フチコマが描かれたもので、本作で半田修平とともに総作画監督をつとめる内藤直による描き下ろし。
プロモーションビデオ第3弾は、新たなアニメ本編映像で構成されたものになっており、攻殻機動隊の活躍が描かれるとともに、正体不明のハッカー“人形使い”をめぐる怒とうのドラマを感じさせるものになっている。
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また、本作の追加スタッフ情報として、美術監督に片野坂恵美、美術監修に増山修、色彩設計に橋本賢、撮影監督に伊藤ひかり、編集に廣瀬清志、音響監督に丹下雄二、音響効果に八十正太、録音に太田泰明が担当することが解禁。コメントも到着した。
また、「攻殻機動隊」全アニメシリーズを横断する史上初の大規模展「攻殻機動隊展 Ghost and the shell」の関西巡回が決定。今夏開催される。詳細は後日発表。
さらに、『士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~』が、名古屋会場が、松坂屋名古屋店南館8F マツザカヤホールにて、8月2日~16日に開催される。
なお、6月21日~27日開催のフランス「アヌシー国際アニメーション映画祭2026」Special Events部門への招待も決定している。
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アニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、カンテレ・フジテレビ系にて7月7日より毎週火曜23時放送。
スタッフコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■監督:モコちゃん
高校生の頃原作漫画に出会ってから、攻殻機動隊は私の原点です。
士郎先生の漫画から始まり、たくさんのクリエイターとファンの方たちの時間と共にあった本作。
このような歴史の中でアニメを制作することは重圧でもありましたが、少しでも多くの方に楽しんでいただける作品になるよう、スタッフ一同、精一杯力を尽くしました。
原作ファン、アニメファン、そして未来の新しいファン。すべての方に何らかの形で楽しんでいただけることを心より願っております。
■シリーズ構成・脚本:円城塔
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士郎正宗作品には謎があり、読む時代によって立ち現れる姿がある。いってみれば、読者が知っていることが映し出される鏡のようなものであり、人間についての理解が進むと、士郎正宗作品の読解も進む。その力は21世紀になっても衰えていない。
まだ中学生だった頃、士郎正宗作品に何が描かれているのか悩んでいた自分に、何を調べればいいのかを教えてやりたい。でもかといって今の自分がきちんとわかっているかというとそんなこともないのであって、鏡に映る姿には違和感がある。
それは自然に対したときの違和感に似ていて、ちょっとした鏡の欠けや歪みが読解の鍵となり、新たな姿が現れてくる。
■キャラクターデザイン・総作画監督:半田修平
攻殻機動隊という作品は、95年の劇場版を皮切りにこれまでに何度もアニメ化され、その都度ファンの皆さまに長年愛され続けてきました。自分も魅了されたうちの一人です。今回の攻殻機動隊もそんな先輩方の作品のように10年、20年、30年と、皆さまに愛される作品になると嬉しく思います。
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そんな思いを込めながら、この新攻殻機動隊を絵の面からサポートさせていただいております。まさか自分が攻殻機動隊に参加するとは夢にも思っていなかったのですが、これも何かのエン(縁9だと思い、融合させていただきました。機会を与えてくださった人達に感謝。古くからのファンの方はもちろん、攻殻機動隊知らないよって方にも楽しんでいただけたら嬉しいです。是非宜しくお願いいたします。ご期待ください。
■美術監修:増山修
今回の攻殻機動隊は、幾度も映像化されてきたシリーズの中でも、あらためて原作の息遣いに立ち返り、その魅力を丁寧に掬い上げようとしていま
す。
未来的でありながらレトロ、落ち着いていながらファンシー、知的でありながらポップに感じられる空気は、今見るとむしろ新鮮です。ある意味、時代が追いついた部分があるからこそ、かつての想像が現実味を帯びて、その中で原作が持っていた軽やかさや遊び心がいっそう際立って見えるのかもしれません。背景美術でも、そういった無機質さと親しみやすさの同居を大切にし、この作品ならではの世界の奥行きを支えるために、チーム一丸となって取り組んでまいりました。ぜひご堪能いただければ幸いです。
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■色彩設計:橋本賢
学生の頃原作コミックに触れ、画面密度、設定の細かさ、今まで見たことも無かった色彩アプローチに、衝撃を受けた事を今でも覚えています。
そしてアニメ業界で働き始めてからも、劇場版、シリーズと原作とは別のアプローチでありつつ質の高いコンテンツ群に、多くの刺激と影響を受けた
作品が『攻殻機動隊』です。
そんな自分の原点でありつつ指針の一つである作品に関わるという幸運に、感謝と喜び、敬意持って、全ての『攻殻機動隊』を愛する人たちにお届け致します。
特に士郎正宗原作コミックの原作ファン(自分も含めて)には、響くシーンが多々ありますので、楽しんでいただけるとうれしく思います。
■撮影監督:伊藤ひかり
子供の頃アニメの攻殻機動隊を見てから、少佐は私の憧れです。少佐のような頭脳明晰でかっこいい女性にはなれませんでしたが、アニメの撮影監督になれました。今回一スタッフとしてこのタイトルに携わることができ、とてもうれしく思います。
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原作漫画をお供に撮影処理を作りながら「私は少しでも士郎さんに近づけているのだろうか」「真に攻殻機動隊を理解できているだろうか」とよく考えます。
原作漫画から追いかけている方、アニメやゲームから攻殻機動隊を好きになった方、そしてこれからはじめて攻殻機動隊に触れる方…いろんな方がいらっしゃると思います。皆さんに楽しんでいただけるよう、精魂込めて作りました。
令和にして原点回帰のモコちゃん版攻殻機動隊、ぜひご堪能ください!
■編集:廣瀬清志
『攻殻機動隊』に関われていることをとても光栄に思っています。コンテを読んでも一度ではなかなか掴みきれなくて、原作を読み返すことも多く、その奥深さを日々感じています。ただその分、考える余地がたくさんあるところがこの作品の面白さだと思いますし、観た後に仲間と答え合わせをして、新しい発見があるのも魅力の一つだと思います。そんな体験も含めて、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
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■音響監督:丹下雄二
歴史ある「攻殻機動隊」の世界に携われたことを大変光栄に思います。
今、世界中でAIが大きな話題となる中、時代がようやく本作の世界に追いついてきたのだとリアルタイムで実感していると共に、改めて「攻殻機動隊」の重厚な世界観の奥深さを実感いたしました。
今までの作品やスタッフ皆様へのリスペクトを大切にしながら、今作ならではの作品づくりに音響スタッフも一丸となって挑んでおります。皆様にとって、良いエンとなりますように。
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