映画『マジカル・シークレット・ツアー』のジャパンプレミアが6月2日に開催され、主演の有村架純をはじめ、南沙良、塩野瑛久、青木柚、天野千尋監督が登壇。撮影秘話のほか、実話に着想を得た作品にちなみ、「最近のアッと驚く実話」や「2026年に入って初めてチャレンジしたこと」をテーマにトークを繰り広げた。 満員御礼で実施されたこの日、ステージ上に設置された煌びやかな金塊パネルが左右に割れると、現れたのは有村と南。ゴージャスな演出に拍手喝采が沸き起こる中、塩野、青木、そして天野監督もラインナップした。
夫の横領と解雇を知り、子連れで金の密輸に手を染める二児の母・和歌子を演じた有村は、「ちょうど1年前に撮影した作品を今日お届けすることができてホッとしております」と、念願のジャパンプレミアに満面の笑みを浮かべた。
続きを読む
さらに、「今日はみんなゴールドのものを身につけて欲しいというお願いがありまして。私はサンダルです」と微笑みながら自らの足元のゴールドサンダルを指差した。南はゴールドボタン、塩野はゴールドネックレス、青木はゴールドメガネ、監督はゴールドピアスと、多様な“ゴールド”で壇上を輝かせた。
劇中、大規模なシンガポールロケも見どころの一つ。撮影の思い出を聞かれた有村は、「夜は時間がある日もあったので、みんなでご飯を食べに行ったり、ゆったりとしました」と振り返った。
続きを読む
一方、金の密輸仲間として和歌子と行動をともにする、未婚で妊婦、貯金ゼロのキャバ嬢・麻由を演じた南は、「シンガポールは暑かったですよね」と意外な苦労を告白。
有村はこれに頷きながら、「現地のスタッフさんも同じ熱量を持って撮影に協力してくださって。冷たい飲み物を用意してくださったり、たくさんの心遣いをしてくださって、無事に乗り越えることができました」と、現地スタッフへの感謝を語った。
塩野は妻役の有村の熱演に驚愕。病院のベッドの上で昏睡状態にある場面で、「有村さんが僕をバンバン叩くシーンがあるんですが…すごく痛かった」と告白し、「絶対にビクともしてはいけないので、思わず動いてしまわないように集中していました」と笑った。
続きを読む
天野監督も、「私も見ていてびっくりしました。意外といくなと(笑)。その激しさでチューブが抜けて機械の警告音が鳴っていた」と証言。当の有村は「失礼しました…」と照れ笑いを浮かべた。
実際の事件をベースに本作を手掛けた天野監督は、「ニュースを目にした時、私も主婦で子育てをする母親でした。日々生活する中で“主婦とはこう”“母親とはこう”という悪意のない決めつけに対して違和感がありました。そんな時に『主婦が金の密輸』というニュースに意外性を感じました。ある意味、裏切りというか、痛快でした。平和そうな主婦のイメージを裏切ってくれるところに興味を惹かれました」と製作の動機を語った。
続きを読む
また、最近体験したアッと驚く出来事を聞かれた有村は、「シンガポールの街を全力疾走するシーンがありまして…普通に有村架純がコケました。ズボンの裾を踏んでしまってそのままスライディング。何が起こったのか瞬時に判断できずに地面を滑っていました」と、まさかのハプニングを告白。現場は騒然となったそうだが、「ちょっとすりむいただけで全然大丈夫でした」と大事には至らなかったという。しかし、「やっぱり30過ぎて急に全力疾走って危ない。足がもつれちゃって。いけるかなと思ったけれど」と加齢を実感したことを笑いながら明かした。
本作で有村は初の母親役、南は初の妊婦役に挑んだ。作中でも初めて自分の人生を歩む女性たちの姿が描かれることにちなみ、2026年上半期の初体験をそれぞれ発表することに。有村は「とある脚本家さんの作品に初めて参加させてもらったこと」、南は「車の教習所に通い始めたこと」、塩野は「落語と声優に初挑戦」、青木は「自分のお金で初めて自転車を買った」とそれぞれ語っていた。
映画『マジカル・シークレット・ツアー』は、6月19日より全国公開。
記事一覧に戻る