高橋一生、斎藤工、水上恒司がトリプル主演するPrime Originalドラマシリーズ『犯罪者』の韓国プレミア記者会見&プレミア上映会イベントが7月30日に韓国・龍山にて行われ、チョン・イル、松永大司監督が登壇した。 本作は、テレビドラマ『相棒』シリーズで脚本を手がける太田愛の同名小説を実写化。警察、政治、巨大企業、そして過去が複雑に絡み合う群像劇と、時系列が交錯する重層的な構造、さらに圧倒的なスケールで描かれるスペクタクルな展開から、“映像化困難”と言われ続けてきた衝撃作が、『エゴイスト』で高い評価を受けた松永大司監督によって映像化されたクライムミステリー。
本作で、日本のドラマに初出演となったイルは、出演のきっかけを聞かれると「3年前、『高速道路家族』という作品をご覧になった松永監督から『いつか一緒にお仕事しましょう』とお話をいただきました。それから今回の滝川という役のオファーをくださって、すぐに快諾しました」と振り返る。さらに原作を3回も読み直したといい「善い人なのか悪い人なのか、好奇心をそそられる役」と滝川の魅力をアピールした。
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7月17日の配信開始から3週間連続で視聴ランキング1位に輝いている高評価に松永監督は、「『“ながら観”しちゃダメな作品だから、他の作業をやめて観ている』という感想をSNSで結構見かけて、とてもうれしいです」と喜びをあらわに。続けて「視聴者を信じてつくっていくのは映画と変わらない。その熱量が届いたことがうれしかったですし、今後の自分のものづくりにも大きく影響していくと思います」とコメントした。
会場に集まったメディアからは、「シーズン2や劇場版の構想は?」という質問が投げかけられると、松永監督は「原作は3部作なので続編ということは考えられますが、続くかどうかは結果次第ではないかと思います」とした上で、配信作品が多く出ているいま「観る環境が劇場から家になったということはとても大きい。これは失ったというものでもないと思っていて、ひとつの可能性が増えたと思うようにしています」と初めて配信作品に挑戦したことで新たな未来を感じた様子を見せた。イルは「このドラマは7話まであるのですが、スクリーンで見られるのであればもっと楽しめるのでは。もし松永監督が劇場版を制作されるのであれば、どう表現されるのか、個人的には非常に興味がありますし、そういった作品を作って欲しいと思っています」と期待を膨らませた。
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そして、二人は第6話&第7話のプレミア上映会イベントにも登壇。観客席から大きな拍手が湧き上がり、作品を鑑賞したばかりで興奮冷めやらない場内へと笑顔を向けた。
まず投げかけられたのは“犯罪者”というタイトルデザインについて。「タイトルの文字が少しずれて重なるのは、目に見えているものよりも、実はその事件や罪の後ろにもっと色々なものがあるのではないか?ということで、大きさも変えました」とタイトルひとつとってもこだわりが詰め込まれていると語る。
続けて文字がずれて見える独特なデザインに、松永監督は「タイトル最初に出てくる3本の線は、2024年、2025年、2026年を表しています。それぞれの年に点が増えることで、物語のどこに位置しているのかが示しているんです」と明かす。イルは、デビュー以来初めて本格的な悪役に挑んだといい、「通り魔事件から始まりますが、その背景について自分なりの答えを見出しました。その答えをどう受け取ったかは視聴者の皆さんにお任せしたいです」と重厚な物語への解釈を語った。
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冒頭から鋭い指摘に監督も、「映画をつくったときに映画祭などで韓国へは呼んでいただいたことがあって。質疑応答でお客さんやメディアの方が突っ込んでくるんですよね。それがすごく好きで。いいことも悪いこともはっきり言ってくれる韓国の皆さんがすごく好き」とうれしそうな表情を浮かべた。
今年でデビュー20周年を迎えたイルは「役者人生のなかで自分のイメージができてしまい、少し破りたいと考えたところがあります。挑戦することを恐れずに、今回はこのチャンスを逃したら後悔するだろうと思って出演することを選びました」とオファーを受けた際の心境を吐露。一方で松永監督も、イルに対して「もっと引き出しを持っているのでは?」と思ったといい、「振り幅やポテンシャルがあると思ったのがオファーした一つの理由」だと話した。
Prime Originalドラマシリーズ『犯罪者』は、Prime Videoにて世界独占配信中。
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